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2020/07/02 00:27



お茶ってもともとは「薬」として日本に渡来してきたそうです。
感染の予防にも効果があります。


解説してくださったのは静岡県立大学茶学総合研究センター長、特任教授 中村順行さん。
著書に「日本茶の起源を探る」などがあります。



お茶は2000年の以上の昔から飲み継がれてきた、優れて文化的な嗜好飲料です。

緑茶、紅茶、烏龍茶など、世界には様々なお茶が誕生したが、茶の木の原産地は中国西南地域が有力と言われています。


『中国から日本に茶が伝わったのは奈良時代。その後、唐から帰国した近江の僧・永忠が嵯峨天皇に茶を献じた記録も残っています。

その喫茶の習慣を確たるものにしたのが臨済宗の開祖、栄西禅師です。鎌倉前期に南宋から飲茶法である抹茶法をもたらし、自ら”喫茶養生記”を著して”日本の茶祖”とうたわれています。』




栄西は、「喫茶養生記」の序文に「茶は養生の仙薬、延齢の妙術也」と書き記して、茶の生理学的な薬効を様々に説いています。



実際、茶にはカテキン、テアニン、カフェイン、ビタミン、が多く含まれています。

近年、その機能性が科学的に明らかになってきた。



『緑茶に10~18%含まれているカテキン類は、エピカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキン、エピガロカテキンガレートなど主に4種類。このカテキン類には抗酸化作用、抗癌、抗動脈硬化、血中コレステロール抑制、抗菌、抗ウイルス、血圧上昇抑制など、多様な機能性を持つことがわかってきました。』


カテキン類がコレラ菌に効力を持つことは早くから知られていました。
感染型の腸炎ビブリオ菌、毒素型のブドウ球菌、ボツリヌス菌、それから腸管出血性大腸菌O-157に対しても、茶はごく薄い濃度でも大きな効果を発揮すると言います。






風邪やインフルエンザの感染予防にも、カテキン類は有効です。
「カテキン類の中でも、特にエピガロカテキンは免疫力を高める力を持っています。また、緑茶でうがいをすることにより、エピガロカテキンガレートがインフルエンザウイルス表面の突起に結合し、喉の粘膜細胞にウイルスを吸着できなくして、予防効果を示します。」



昔、小学生の頃の記憶なんですが、水筒にお茶を入れて持って行ってウガイをしていたことを思い出しました。

お茶以外には、塩水とか、梅水を入れてくる子もいたなぁ〜。

味がついていて美味しかったから私は梅干しを入れた梅水と緑茶をよく持っていったよ。

お茶は大好き!静岡出身だしね、故郷のお茶農家さんで無農薬で育てている茶園さんを見つけたから
今度、そこへいって買ってくるね。

お茶は湯に晒して飲むから、やっぱりできるだけ農薬を使っていない方がイイのかなぁ〜と思ったりして。

自分好みのお茶探しが楽しそうですね。






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